刈り取ったドクダミを洗い、他の野草が混じっていたら取り除きます。
ある程度でまとめて紐でくくってベランダに干しました。
1週間でカラカラに乾きました。
乾燥ドクダミです。
これをお茶にしてもいいですが、今回はお酒に漬けます。
密閉瓶に乾燥ドクダミを詰め込みます。
押し込んで、全ての乾燥ドクダミを入れました。
35%のホワイトリカーです。
これを注ぎます。
1.8リットルのホワイトリカーを全て注ぎました。
これを1年熟成させます。
漬ける期間は、3ヶ月でも良いと言う人もいます。
私は、梅酒などホワイトリカーに漬ける系のお酒は、最低でも1年は熟成が必要だと思っています。
理由は、1年未満だと美味しく無いからです。
ホワイトリカーは、アルコールの味がツーンと来て美味しくも何ともない酒ですよ。
それを美味しく飲もうと思えば、どうしても1年以上熟成するという方法しか見つかりません。
だから、もし短期熟成で完成させたければ、ホワイトリカーでなく、美味しいお酒で漬けると良いと思います。
1年という期間を「1年経過」と、たった4文字で表現してしまいましたが、1年は長いですよ。
けど、ドクダミ酒を仕込んでから、それを押し入れに放り込んで、仕込んだ事も忘れるような日々を過ごすと、1年なんてあっという間です。
1年経ったものがこれです。
ドクダミは水分を吸って瓶の中で膨れ上がってます。
また、1年と言う期間を経て、茶色く変色しています。
熟成前と熟成後を並べて見てみます。
左が熟成前で、右が熟成後です。
色の変化がよく分かります。
蓋を開けてみると、ドクダミが煮締まった感じがして、ちょっと飲むのが怖いです。
けど…
あれ!?
良い匂いがする。
フルーティーな香りと言うか、フローラルな香りと言うか、とにかく甘い香りがします。
美味しそうな香りです。
ドクダミを取り除くためにザルで濾して瓶に注ぎます。
ドクダミ酒の完成です。
ワイングラスに注いでストレートで飲んでみます。
色は、透き通った黄金色とでも言いましょうか。
言葉を選んで良い表現をしてみました。
そして香りは、先ほど密閉瓶の蓋を開けた時と同じで、甘くて美味しそうな香りがしています。
一口飲んでみると…
美味しいです。
甘い香りの中に枯草の香りとドクダミ茶と同じ味と香りも感じられます。
非常に香りが心地よく、それを楽しめるお酒になっています。
なんと意外な結果でしょう。
1年の熟成を経て、生のドクダミの香りからは、全く想像もつかない香りに変化しました。
次に、水を数滴入れて飲んでみます。
ウィスキーやブランデーに水を数滴入れると風味が大幅に変わるので、このドクダミ酒でもそれを試してみます。
数滴入れた味は、数滴分味が薄まっただけでした。
お酒に弱い私は、35%をそのまま飲むのはキツいです。
だから、何かで薄めて飲みたいですが、水で薄めると豊かでフローラルなドクダミの風味が薄まるので、チビチビストレートで飲むのが良いのかな〜と考えています。
カメラマンのbob氏にこのドクダミ酒を少し持ち帰ってもらったのですが、ストレートのドクダミ酒と濃厚なチョコレートケーキがマッチしたとの事です。
なるほど、確かにチョコレートと合うと思います。
また、私の妻はドクダミ酒をオランジーナで割って飲んでます。
ドクダミ酒は甘い香りはしますが、甘味はゼロなので、甘い炭酸飲料で割るのは美味しいと思います。
私も少し飲みましたが、オランジーナの味にドクダミ酒の香りが広がり、とても美味しかったです。
それからオンザロックでも美味しかったです。
これがドクダミ酒の搾りカスです。
これを煮出して入浴剤にします。
鍋に水とドクダミの搾りかすを入れて火にかけます。
少し沸騰させてアルコールを飛ばします。
家中にフローラルなドクダミ酒の匂いが広がります。
ボウルとザルを重ねて、そこにぶちまけます。
ザルを引き上げます。
これが入浴剤です。
これ全部でお風呂1回分として使います。
この入浴剤を使った感じは、お風呂が、あのフローラルなドクダミ酒の香りに満たされて心地よかったです。
そして、肌がスベスベになったような気がします。
気のせいかも知れません。
スベスベになってたとしても、効果は小さいです。
ドクダミを入浴剤にするなら生のドクダミを使うことをお勧めします。
生のドクダミで作った入浴剤は、本当に肌がスベスベになります。
誇張でも何でもありません。
本当です。
ドクダミの入浴剤について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
今回の搾りカスの入浴剤は、どうせ捨てるはずの物を有効利用するのが目的ですから、入浴剤としての高い効果を期待するものではないですね。
そして、入浴剤を作った後の搾りカスは、庭の土に還しました。
動画では、私が出演してドクダミ酒を試飲してます。
おかげさまで20万回以上再生していただいてます。
ドクダミ酒を仕込む場面など、動画でしかお伝えできない事もあるので併せてご覧ください。