京都の高瀬川に生える巨大クレソンを採って食べたら衝撃!
京都の街中を流れる高瀬川に巨大なクレソンが生えています。
大きく育った野菜は多くの場合、大味ですが、クレソンはどうでしょうか?
実際に採って食べてみます。
【目次】
1.高瀬川のクレソンを収穫
2.巨大クレソンを観察
3.巨大クレソンで料理を3品作る
3−1.巨大クレソンのサラダ
3−2.巨大クレソンとベーコンの炒め物
3−3.巨大クレソンとハムのサンドイッチ
4.巨大クレソンを使った料理の味は?
5.まとめ
6.動画で説明
高瀬川のクレソンを収穫
ここは、京都の高瀬川です。
高瀬川とは、商人の角倉了以とその子、素庵(そあん)により慶長19年(1614年)に開かれた運河です。
高瀬舟という平底の船が使われてたので高瀬川と呼ばれるようになりました。
こういう歴史的な川ですが、今では街中を流れる風情のある川になっています。
また、高瀬川は桜の名所でもあります。
桜の季節は美しいですよ。
この高瀬川に、巨大なクレソンが生えています。
私に言わせると、高瀬川はクレソンの名所でもあります。
高瀬川はクレソンの名所でもあるのですが、観光地に流れる川なので、川の中に草が生えていると景観が悪くなるので、たまに行政によって刈り取られます。
2年前には巨大クレソンの群生が複数箇所にみられたのですが、それは綺麗に刈り取られました。
おかげで昨年は、ほとんど生えてませんでした。
今年は、唯一ここ1箇所に巨大に育っているクレソンがありました。
高瀬川の景観を保つために草を刈り取るのは観光地として当然の事です。
私のような野草愛好家は、その隙を突いて、少しだけクレソンを拝借するのです。
これを3株ほど引っこ抜きました。
巨大クレソンを観察
収穫してきたクレソンをまな板に乗せてみました。
このように、まな板に乗り切らない大きさです。
葉をちぎって食べてみましたが、新鮮なクレソンの香りとピリリとした刺激があり、めちゃくちゃ美味しいです。
茎の太さは私の親指と同程度。
茎は空洞になってます。
この茎も生のまま食べる事ができます。
例えば太いアスパラガスの皮をむかずに食べたら繊維質が口に残りますが、このクレソンの茎は、丸ごと食べても繊維質が口に残る事はありません。
シャキッとした歯応えとクレソンの濃厚な味がします。
細かく刻んだらサラダでも美味しくいただけます。
先端には花が咲いています。
花もそのまま食べられます。
普通にクレソンの味がします。
巨大クレソンで料理を3品作る
この巨大クレソンの個性を活かして料理をしようと思い、以下の3品を作る事にしました。
・巨大クレソンのサラダ
・巨大クレソンとベーコンの炒め物
・巨大クレソンとハムのサンドイッチ
巨大クレソンのサラダ
<巨大クレソンのサラダの材料>
巨大クレソン 適量
トマト 適量(なくても良い)
お好みのドレッシング 適量
まず、この巨大クレソンの葉だけを切り落とします。
茎の部分だけが残りました。
これは炒め物に使うことにします。
クレソンの葉の部分を適当に切ります。
お皿に盛り、クレソンの花を飾っておきます。
トマトを乗せて、適当なドレッシングをかけたら完成です。
トマトは色をよく見せるためなので、無くてもいいです。
巨大クレソンとベーコンの炒め物
<巨大クレソンとベーコンの炒め物の材料>
クレソン 1株
ベーコン 50g
塩 少々
コショウ 少々
バター 15g
醤油 小さじ1
クレソンの茎は斜めに細く切っておきます。
クレソンの葉も適当に切っておきます。
ベーコンは1センチくらいの幅に切っておきます。
フライパンを熱し、油を広げてベーコンを炒めます。
ベーコンが焼けてきたら、クレソンの茎を入れ、塩・コショウを振り混ぜます。
クレソンの葉も入れ、バター・醤油を入れ混ぜます。
お皿に盛って完成です。
巨大クレソンとハムのサンドイッチ
<巨大クレソンとハムのサンドイッチの材料>
サンドイッチ用パン 2枚
ハム 2枚
クレソン 適量
マヨネーズ 適量
バター 適量
塩 少々
コショウ 少々
クレソンはキッチンペーパーで水分を吸い取ってから、適当に切っておきます。
パンは、5枚切りを買ってきたので、これでは分厚いので2枚におろしてサンドイッチ用にしました。
パンにバターを塗り、ハムを乗せ、マヨネーズを少しかけ、塩・コショウを振ります。
クレソンを少し乗せてから、マヨネーズを少しかけます。
またその上にクレソンを乗せてマヨネーズをかけます。
マヨネーズは接着剤の役割を果たしてくれます。
サンドして一口サイズに切りお皿に盛ります。
巨大クレソンを使った料理の味は?
では、巨大クレソンを使った料理3品をいただきます。
まずは、サラダをいただきます。
新鮮なクレソンの香りとピリリとした刺激がめちゃくちゃ美味しいです。
クレソンの味を楽しむにはこういうシンプルな料理が良いですね。
クレソンにドレッシングがかかっただけの味です。
トマトはおまけです。
巨大クレソンとベーコンの炒め物です。
クレソンの茎は炒めてもシャキシャキと歯応えが残っています。
クレソンの葉は、他の葉物野菜と同じように炒めたらシュンとなって存在感がなくなってしまいました。
クレソンの茎はセロリの茎を炒めた時のシャキシャキ感に似てます。
味はクレソンそのものです。
巨大クレソンとハムのサンドイッチです。
めちゃくちゃウマイです。
パンはパン屋さんで良いパンを買ってきたので美味しいです。
口の中で溶けていきます。
クレソンが美味しいのは何度も言った通りです。
サンドイッチといえば、パンにカラシを塗るものですが、これはカラシを塗ってません。
しかしクレソンのピリリとした刺激があるためにカラシは必要ありません。
シンプルなのにバランスの取れた味に仕上がっています。
まとめ
- 京都の高瀬川に巨大クレソンが生えている。
- 巨大クレソンは雑草として刈られるからいつでも生えている訳ではない。
- 巨大クレソンはめちゃくちゃ美味しい。
- 巨大クレソン料理はどれも美味しい。
大きく育った作物はたいてい大味になるものですが、なぜか巨大クレソンは濃厚な味で美味しいです。
動画で説明
動画では私が出演して熱く語っております。
実際に高瀬川に行って撮影もしてます。
動画でしか伝わらない事もあるので、併せてご覧ください。