シロザは野草にしておくにはもったいない。
栽培して八百屋さんで売ってほしい
シロザという野草は、栽培して八百屋さんで売ってほしいくらいに美味しいです。
今回は、シロザを収穫して3品の料理を作ります。
【目次】
1.シロザを収穫する
2.シロザの下ごしらえ
3.シロザの菜飯
4.シロザのおひたし
5.シロザとお揚げの味噌汁
6.シロザの料理をいただく
7.まとめ
8.動画で説明
シロザを収穫する
我が家の近くの公園に生えてました。
これがシロザです。
ちょっと葉の部分に白い粉のようなものが付いてるのでシロザと言います。
シロザの仲間で赤い粉の付いたアカザもあります。
アカザも同じように食べることができます。
シロザは、ヒユ科の野草で、街中の公園でも、このように生えています。
また畑や荒地などにも生えています。
要するに探せば何処にでも生えている野草です。
食べるなら6月〜8月頃に収穫するといいです。
画像は先端部分だけ写ってますが、これは地面から1メートルくらい伸びています。
他の野草に紛れていたために、全体像は撮影できませんでした。
大きくなると大人の背丈くらいに生長します。
枝の部分から切り取ってます。
根本から切り取っても良いですが、そうすると1メートル以上ある草を持ちながら街を歩く羽目になるので、枝の部分から切り取って、袋に入れて持ち帰ります。
私は野草のブログ記事を書いて、野草を刈る姿をYouTubeにアップしてますけど、そんな私でも大きな野草を持ち歩いてる姿を見られるのは、恥ずかしいのです。
これだけ収穫できました。
シロザの下ごしらえ
茎は硬くて食べられないので、先端と葉っぱの部分だけちぎって水洗いしておきます。
生で食べる事も可能ですが、生で食べるよりも、軽く茹でてから食べた方が美味しいので、そうします。
ちなみに味は、ほうれん草に似た緑色野菜の味です。
鍋にお湯を沸かして、シロザを入れて、30秒くらい茹でます。
お湯を切って水で冷やしてから、水を切ってギュッと搾ります。
これで下ごしらえ完了です。
シロザの菜飯
【シロザの菜飯の材料】
シロザ 適量
ご飯 1膳分
塩 お好みの量
適当に細かく刻んで、ご飯と一緒に塩をパラパラ振って混ぜます。
これをおにぎりにしました。
シロザのおひたし
【シロザのおひたしの材料】
シロザ 適量
白だし 大さじ1
水 大さじ2
塩 2つまみ
醤油 少々
ボウルに全ての材料を入れて混ぜ、しばらく置いて味を染み込ませます。
食べる直前に器に盛り付け、仕上げにかつお節(分量外)をかけます。
シロザとお揚げの味噌汁
【シロザとお揚げの味噌汁の材料】
水 600ml程度
粉末だし 1p
味噌 適量
油揚げ 1/2枚
シロザ 適量
お鍋にお湯を沸かし、だし(粉末)・味噌・油揚げを入れ、火を止めてしばらく置いて、お揚げに味をなじませます。
仕上げにシロザを入れ、味噌で味を整えたら完成です。
シロザの料理をいただく
シロザを使った3品が出来ました。
菜飯は普通です。
菜飯と言えば大根葉をよく使います。
大根葉のようなクセのある野菜の方が菜飯のアクセントとなり美味しくなります。
シロザはクセが無いためにアクセントの弱い菜飯になりました。
ご飯と馴染んで、普通の味です。
決して普通以下ではありません。
お浸しは美味しいです。
ほうれん草のお浸しによく似た味です。
シロザの方が、ほうれん草よりも、しっかりした歯ごたえがあります。
歯ごたえというのは、硬いという意味ではありません。
弾力のある歯ごたえで、食感は良いです。
味にクセが無いためにダシの香りと見事に調和しています。
文句なしに美味しいです。
油揚げとシロザの味噌汁も美味いです。
ほうれん草の場合、味噌汁に入れて火が通ると柔らかくなりすぎますが、シロザの場合は、歯ごたえが残って具としての存在感を発機しています。
クセが無いので、味噌汁の味に馴染んで、とても美味しいです。
このように、シロザはクセが無いので、どのように料理しても味を邪魔することなく馴染むでしょう。
まとめ
- シロザはヒユ科の野草でどこにでも生えている。
- 収穫期は6月〜8月。
- ほうれん草に似た緑色野菜の味
- 先端と葉を食べる。
- 生でも食べられるが軽く茹でてから料理すると良い。
- どのように料理しても美味しい。
こんなに美味しいシロザを、栽培して八百屋さんで売ってほしいと思います。
日本では畑に生える野草として、農家の人は見向きもしてないみたいです。
ウィキペディアによると、バングラデッシュでは野菜として栽培されているそうです。
シロザの味をご存知ない方は、食べてみると美味しさに驚きますよ。
動画で説明
動画では私がシロザを刈りに行き、料理して、食べて語ってます。
動画でしかお伝えできない部分もあるので、併せてご覧ください。