フルーツサンドの作り方と美味しく作る5つのコツ
最近流行りのフルーツサンドを作ってみようと思います。
フルーツサンドは、断面にフルーツがドカって見えてあれがとても美味しそうに見えますね。
手作りする際は、断面が綺麗に見えるように作るのはもちろんですが、さらに踏み込んで、もっと美味しく作る5つのコツをお伝えします。
そして今回は、フルーツサンドの進化系であるキューブ型のフルーツサンドを作ってみようと思います。
【目次】
1.フルーツサンドの材料
2.パンの耳を切り落としておく
3.フルーツの下拵えをする
4.生クリームを泡立て絞り袋に入れる
5.サンドする
6.包丁でキューブ形にカットする
7.作ってみて分かった美味しく作る5つのコツ
7−1.包丁はよく切れるものを使う
7−2.包丁は温めてから切る
7−3.生クリームの乳脂肪分は47%
7−4.フルーツと生クリームは冷やしておく
7−5.パンは新鮮なものが良い
8.おまけで一言
9.動画で説明
フルーツサンドの材料
【フルーツサンドの材料】2人前
サンドイッチ用のパン 4枚
47%の生クリーム 200ml
砂糖 大さじ1
大粒のいちご 3粒
キウイフルーツ 2個
小粒みかん 2個
バナナ 1本
パンの耳を切り落としておく
私は、パン屋さんで焼きたての切っていないパンを買ってきたので、自分でサンドイッチ用に薄く切りました。
けど、手作業でこのように薄く切ることはおすすめしません。
パン屋さんでサンドイッチ用に切ってもらいましょう。
このように包丁で薄いパンを切るのは繊細微妙な感覚を必要とする職人技です。
パンを薄く綺麗に切る技術は、手作りサンドイッチのカフェで働いていた時に身に付けたものです。
パンの耳を切り落として、正方形の耳なしパンにします。
山食パンを使ったから切り落とした部分が多いです。
正方形のパンにするつもりだったら、普通は角食パンを使いますよね。
けど、このパンが美味しいから、山食ですけど、これを買ってきてしまったのです。
切り落とした部分で、ラスクを作ったので無駄にはなりませんでした。
フルーツの下拵えをする
みかんは皮を剥いておきます。
実はこれは、みかんに見えますが、小粒の清見オレンジです。
八百屋さんで小粒のみかんを探してたら、これが安かったので買ってきました。
キウイフルーツも皮を剥いておきます。
ちょっと未熟で硬かったので、先に真っ二つに切っておきました。
いちごは、ヘタをとって、断面がハートになるように切り込みを入れておきます。
バナナは簡単に皮を剥けるから下拵えなしで挑みます。
フルーツは冷蔵庫で冷やしておきます。
生クリームを泡立て絞り袋に入れる
生クリームに砂糖大さじ1を加え、泡立てます。
生クリームは硬めに泡立てたいので、47%のものをしっかりと泡立てます。
35%の生クリームだとフルーツサンドには緩いです。
絞り袋を何か適当な容器に被せて、泡立てた生クリームを入れます。
サンドする
パンにホイップクリームを絞ります。
キウイフルーツと清美オレンジを乗せました。
赤い線のラインで、包丁を入れますから、ここの断面が綺麗になるように意識してフルーツを配置します。
隙間がないように、細かく切ったフルーツと生クリームを詰め込んで行きます。
フルーツをピッタリぎっしり詰め込むのがコツです。
生クリームをフルーツとフルーツの間に絞ります。
生クリームは、接着剤の役割と、隙間を埋める役割を果たしています。
最後にフルーツの上に生クリームをびっしりと絞ります。
パンを乗せ、スパチュラで生クリームをならします。
まだ隙間があるので、そこに生クリームを詰め込みました。
そしてまたスパチュラでならします。
あとはカットするだけです。
もう1方も、先ほどと同じ要領でサンドします。
バナナは、パンと同じ長さにカットして乗せます。
イチゴものせて、隙間に細かく切ったイチゴを詰め込んで生クリームを絞ります。
さらにイチゴを詰め込んで、上から生クリームをびっしりと絞ります。
そして、パンを乗せました。
隙間に生クリームを注入してスパチュラで生クリームをならします。
包丁でキューブ形にカットする
よく切れる包丁でズバっと切ります。
綺麗な断面になりました。
キューブ形にするために、さらに半分にカットします。
つぶれないように慎重に切ります。
さて、いちごとバナナのサンドも切りましょう。
キューブ形に切る段階で、包丁に生クリームが付いていってしまいました。
包丁を温めてから切ると、こういった事は防げますよ。
さて、キューブ形フルーツサンドが完成しました。
綺麗な断面に作ることができました。
味も抜群でした。
作ってみて分かった美味しく作る5つのコツ
- 包丁はよく切れるものを使う。
- 包丁は温めてから切る。
- 生クリームの乳脂肪分は47%。
- フルーツと生クリームは冷やしておく。
- パンは新鮮なものが良い。
以上5つが美味しく作るためのコツです。
少し詳しく説明します。
美味しく作る5つのコツ 1.包丁はよく切れるものを使う
切れ味の悪い包丁を使うと、切るときにつぶれて綺麗な断面にならない事もあるので、注意してください。
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Amazonで購入 楽天で購入 ご家庭で使う包丁研ぎは、こういったタイプのものがおすすめです。
これならどなたでも上手に研ぐことができますよ。
美味しく作る5つのコツ 2.包丁は温めてから切る
私は、包丁を温める事をサボったために、包丁に生クリームが付いていって、その部分が欠けたサンドになってしまいました。
ご自宅用ならそれでも問題ないですが、人に食べてもらう場合や、インスタを意識すると、それじゃいけませんね。
熱いお湯に包丁を浸けて、水分を拭き取ってから切ると、クリームがついてくる事はありません。
美味しく作る5つのコツ 3.生クリームの乳脂肪分は47%
35%の生クリームだとカチッと泡立ちませんから、特にキューブ型で作ろうと思えば、支えとなるものが無いので、生クリームの硬さは重要です。
我が家の近所のスーパーに、最近は35%と47%の2種類売ってますが、日本中どこでもそうなんでしょうか?
47%でなくても45%以上だったら大丈夫だと思います。
美味しく作る5つのコツ 4.フルーツと生クリームは冷やしておく
生クリームは冷たくないとダレてしまいますから、冷やしておいた方がいいです。
フルーツが冷たくないと、生クリームにもその熱が伝わってダレてくるので、フルーツも冷やしておきましょう。
美味しく作る5つのコツ 5.パンは新鮮なものが良い
パンが古くてパサパサだったら台無しです。
理想は、パン屋さんで焼きたての切ってないパンを、サンドイッチ用に切ってくださいと言って切ってもらいましょう。
すでに切ってあるパンは、焼き立てでないかもしれません。
切ってないパンは、切ってあるパンよりも焼き立てである確率が高いです。
だから、切ってないパンを切ってもらうといいですよ。
ややこしいですね。
要するに、切ってないパンを切ってもらうと良いという事です。
おまけで一言
ご家庭で作られるなら、キューブ形は、形を安定させるのが難しいので、正方形を斜めに2等分した三角形を作られるといいと思います。
手作りすると、鮮度ではどこにも負けないものが作れます。
フルーツサンドにおいて鮮度というのは最も大切な事ですから、これでお店にも負けないフルーツサンドが作れるという事です。
ぜひ挑戦してみてください。
動画で説明
動画ではオトコ中村がフルーツサンドについて熱く語って実際に食べてます。
併せてご覧ください。