
お好み焼きソースを手作りしたら、市販より断然美味しかった件(レシピ+4種のソース食べ比べ)
自家製お好み焼きソースの作り方を詳しく解説します。
やはり手作りは最高ですよ。
市販のオタフクソース、鶴橋風月のソース、冷凍お好み焼きのソースと食べ比べも行い、手作りの特徴や味の違いを実食レビューしています。
【目次】
1.お好み焼きソースの材料
2.お好み焼きソースを作る手順
2ー1.野菜を粉砕する
2ー2.煮込む
2ー3.ちょっと脱線(オイスターソースを入れる理由など)
2ー4.寝かす
2ー5.5日経過(寝かせ終了)
2ー6.とろみを付ける
3.4種のお好み焼きソースを試食
4.4種のソースを冷凍お好み焼きに付けて比較
5.まとめ
6.動画で説明
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お好み焼きソースの材料

お好み焼きソースの材料(完成量およそ600gお好み焼き4〜5人分)
だし汁 250ml
オイスターソース 30g
玉ねぎ 1/2個(100g)
ニンジン 1/4個(50g)
生姜 1かけ(10g)
トマトケチャップ 40g
砂糖 70g
醤油 30ml
酢 30ml
塩 10g
香辛料(コショウ・シナモン・ナツメグ・クローブ・コリアンダー・ローレル・唐辛子など)お好みの量
【とろみ付け】
米粉20g(大さじ2)

今回使ったスパイスです。
スパイスは、これでなければならないという事はありません。
ご家庭にあるものを適当に配合して使ってください。
お好み焼きソースを作る手順
【お好み焼きソースを作る手順】
1.野菜を粉砕する(10分)
2.煮込む(15分)
3.寝かす(3日以上)
4.とろみを付ける(10分)
5.完成
このような手順になります。
寝かすという部分が3日以上必要なので、完成まで最低でも3日かかります。
寝かしを省略すれば1時間もあれば完成しますが、美味しくありません。
では、順番に説明してきます。
野菜を粉砕する

玉ねぎ・ニンジン・生姜を適当に細かく切ってミキサー容器に入れます。
フードプロセッサーでも何でも細かくなるマシンがあればそれを使ってください。
ミキサーを回すのに、少し水分が必要なので、だし汁を少し入れました。

ミキサーを回します。
煮込む

鍋に材料を入れて中火にかけます。
スパイスは全て3振り程度入れました。
お好みで増減してください。
唐辛子を増やせば単純に辛口になりますよ。
たまに混ぜながら加熱します。
全体が沸いてきたら弱火で10分以上煮込みます。
10分煮込めば火を止めます。
10分以上煮込んでもいいです。
1時間くらい煮込んだら、それも美味しいです。
煮込み時間が長くなれば水分が飛ぶので、焦がさないように気をつけてください。
ちょっと脱線(オイスターソースを入れる理由など)
オイスターソースを入れるのが、お好み焼きソースのお好み焼きソースたる所以だと私は思います。
もし、オイスターソースを入れなければ、ただのウスターソースのような味になってしまいます。
ウスターソースを作りたい方は、今回のレシピからオイスターソースを抜いて作ってください。
日本全国規模で見たら、お好み焼きソースよりもウスターソースの方が需要が多いかもしれません。
ですが、我が家では事情が違います。
我が家は京都ですが、京都を含めた関西では、粉もん文化というものがあります。
粉もん文化圏ではお好み焼きが食卓に上ることはよくあります。
だから、お好み焼きソースはよく使います。
ですから、お好み焼きソースは家に常備されています。
我が家では、お好み焼きソースを切らす事はありません。
逆にウスターソースを使う事はほぼありません。
ウスターソースを買う事もありません。
トンカツやコロッケにもお好み焼きソースをかけていただきます。
トンカツには「トンカツソース」というトンカツ専用のソースがあるから、トンカツソースを買う事はあります。
ですが、トンカツソースは常備されてる訳ではありません。
常備されてるソースはお好み焼きソースなのです。
どうでもいい事書きましたが、どうでもいい事ついでに書くと、私は「お好み焼きソース」と書いてますが、市販品の商品名はたいてい「お好みソース」となっています。
「お好み焼きソース」ではなく「お好みソース」なのです。
そこでAIに聞いてみました

市販のお好み焼きソースが「お好みソース」と表記されていて、「焼き」が抜けている理由を教えてください。
市販のお好み焼きソースが「お好みソース」と呼ばれるのは、最初に作ったオタフクソースが1952年に商品名を決めたときの戦略です。
「お好み焼き専用」と限定せず、焼きそばやたこ焼きなど他の料理にも使ってほしいという意図で、あえて「焼き」を抜いてシンプルに「お好みソース」と名付けたのです。
そのネーミングが大ヒットし、今では業界全体のスタンダードになって「お好みソース=お好み焼きのソース」というイメージが定着しました。
このAIの回答を読んで思ったのですが、私がオイスターソースを入れたらお好み焼きソースになると考えているのも、最初に作ったオタフクソースにオイスターソースが入ってるためっぽいです。
寝かす

煮込みが終了したら適当な容器に入れます。

蓋をして、冷めたら冷蔵庫に入れ、最低でも3日、できれば1週間以上寝かせます。
この寝かせるという工程が意外と重要です。
煮込んだばかりのものを味見しても、なんかイマイチ美味しくないです。
しかし、1週間経ってから味見すると、味が完成してるのです。
発酵してる訳でもないのに、寝かせるだけで味が変わるのです
これは不思議ですけど、本当なのだから信じてくださいね。
寝かせる期間は最低でも3日、できれば1週間以上、1ヶ月くらい寝かせても大丈夫です。
それ以上の期間は試した事がありません。
もしかしたら、発酵が始まってもっと美味しくなるかもしれません。
逆に腐るかもしれません。
とにかく1週間が目安です。
5日経過(寝かせ終了)
5日置きました。
1週間経ってませんけど、撮影の都合で寝かせ終了です。
とろみを付ける
味はソースとして完成していますが、お好み焼きソースはとろみが付いてますよね。
とろみがないとお好み焼きにまとわり付かないから、とろみは必要です。

鍋に、米粉を入れソースを少し入れ、混ぜます。
少しずつソースを加え、混ぜます。
全て混ざったら弱火にかけ、焦がさないように、混ぜながら加熱します。
沸いてとろみが付いたら火を止めます。
これでお好み焼きソースの完成です。
4種のお好み焼きソースを試食
では、完成したお好み焼きソースを試食してみます。
比較のために、他にも3種類のソースを試食します。

オタフクお好みソース。

オイスターソースではなく、オイスターエキスが入っています。
オイスターエキスというものはスーパーやコンビニに売ってないので、手作りする場合はオイスターソースでいいのです。
また、デーツが入ってるので、手作りレシピにデーツを入れてもいいですが、スーパーやコンビニには売ってないので、私のレシピには入れてません。

鶴橋風月のお好み焼ソースです。
これは商品名に「お好み焼ソース」と書かれています。
「焼」の文字が入っています。

これはにオイスター系の材料は入っていません。
独自の進化を遂げたお好み焼ソースと言えるかもしれません。

また後ほど冷凍のお好み焼きにソースを付けて食べるのですが、この冷凍お好み焼きに付属のソースというものがあります。
このソースも味見してみます。

ソースの原材料は赤線で囲いました。

それぞれのソースをお皿に取り出しました。
まず全てのソースの色が違います。
そして、市販品のソースは、裏漉ししてるのか、野菜の繊維質を感じる事はありません。
それに比べて、手作りは、野菜の繊維質をミキサーで細かくしただけで、もろに繊維質が残ってるのが見て取れます。
見た目に明らかに差がありますが、裏漉しするのは面倒ですから、しません。
実際お好み焼きとして食べたら、刻んだキャベツとかと一緒に食べる訳ですから、ミキサーで細かくした繊維質なんて、無いも同然です。
全く感じないので、このままで問題ありません。
では、それぞれを試食した感想。
【手作り】
スパイスの香りが口に広がります。
玉ねぎの味と香りも口に広がります。
使った素材の味をモロに感じる味です。
正直期待したほどの美味しさではありませんでした。
【オタフク】
オタフクソース独特の甘味と旨味があります。
この味はオイスターエキスだけでなく、デーツの味も影響してると思います。
この独特な甘味と旨味が美味しいです。
【風月】
濃厚でコクがあります。
トマト感を他のものよりも強く感じます。
お酒っぽい香りもします。
原材料に酒精と書かれてるから、アルコールが含まれてるようです。
他と比べると甘さ控えめで、塩濃いめです。
ソースのトロッと感が何処かで食べたことのあるトロッと感だと思いました。
そのトロッと感を、しばらく思い出せなかったのですが、しばらくして、あ!!と思い出しました。
プッチンプリンのカラメルの部分のトロッと感です。
プッチンプリンを最後に食べたのは30年くらい前だったと思うので、今のプッチンプリンはどうか知りませんが、とろみ付けに使われてる増粘剤(加工澱粉)が共通のものなのかもしれません。
【冷凍ソース】
甘いです。
甘味と舌にダイレクトにくる化学調味料の旨味があります。
味が薄っぺらいです。
次は、これらのソースを冷凍お好み焼きに付けて食べてみます。
ソース単独で食べるのと、お好み焼きに付けて食べるのでは、味の印象が変わります。
冷凍ソースは単独では評価が低かったですが、セットで売られてるお好み焼きと一緒に食べたら美味しいのかもしれません。
4種のソースを冷凍お好み焼きに付けて比較

電子レンジで加熱し適当に4等分してそれぞれのソースと鰹節・青のりをかけました。
これで食べた感想です。
【手作り】
とても美味いです。
ソース単独で食べた時はスパイスや玉ねぎの香りがうるさく感じました。
でもお好み焼きと一緒になると、全てが調和して自然で優しい味になりました。
優しいというのは味が薄いという意味ではありません。
味が調和して、変な刺激がなくなって、優しく感じるのです。
マヨネーズを付けても合いますが、マヨネーズはあってもなくてもどちらでもいいです。
マヨネーズが好きな人は付けるといいですが、マヨネーズは特に必要ありません。
【風月】
手作りの自然で優しい味を味わった直後に食べると、わざとらしい味に感じました。
ソースの味が少しクドいように思いました。
その後、マヨネーズを付けて食べると、マヨネーズの味が引き立ちました。
ソースの塩辛さやクドさもマヨネーズと一緒ならちょうど良い加減になりました。
このソースはきっとマヨネーズと一緒に食べる事を前提に作られてると思います。
とにかくマヨネーズと相性抜群です。
【オタフク】
これも手作りの優しい味の後では、同じくわざとらしい味に感じました。
クドさはなく美味しいのですが、わざとらしいです。
マヨネーズとも合いますが、マヨネーズがあってもなくてもどちらでも美味しいです。
【冷凍】
まずいです。
味の深みがなく、何かケミカルな香りを感じました。
こんなソースを付けたら、お好み焼き本体は不味くないのに、本体まで不味くなってしまいます。
非常に残念な気持ちになりました。
まとめ

自家製お好み焼きソースは、野菜やスパイスをしっかり寝かせることで、市販品とは全く違う自然で優しい味わいに仕上がります。
スパイスの香りや玉ねぎの風味が生きていて、お好み焼きにかけると全てが調和して最高に美味しいです。
市販のオタフクは独特の甘みと旨味(デーツやオイスターエキスの影響)が強い。
風月は濃厚でトマト感が際立ちマヨネーズとの相性が抜群。
冷凍付属ソースはケミカルで深みがなくまずい。
手作り最大の魅力は、自分の好みでスパイスや甘さを調整できること。
少し手間はかかりますが、別次元のお好み焼きソースが完成します。
ぜひ試してみてください!
動画で説明
動画では私が実演しています。
動画でしか表現できない事もあるので併せてご覧ください。
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