スマホで特別なアプリを使わずに植物の名を調べる事ができます!
2024年最新情報
散歩してたら花を見つけて、これ何の花だっけ?って時に、スマホで簡単に花の名を調べることができます。
特別なアプリは要りません。
ちょっと前までは有料のアプリが必要でしたが、2024年の今ではiPhoneの写真アプリや、Googleフォトで調べる事ができます。
iPhoneの写真アプリよりもGoogleフォトの方がより正確な情報を得やすいです。
分かりやすい花ならiPhoneの写真アプリで十分です。
では、調べ方をご説明します。
【目次】
1.まずはiPhoneの写真アプリでの調べ方
2.写真アプリで他の植物も調べる
3.Googleフォトの方が精度が高い
4.Googleフォトでは何でも調べられる
5.スマホで食べられる野草を調べる
6.まとめ
7.動画で説明
まずはiPhoneの写真アプリでの調べ方
2024年3月16日京都の鴨川にやってきました。
この日の最高気温は21.5℃でした。
すごく暖かいですが、まだお花はほとんど咲いてません。
景色は冬枯れっぽいですが、新芽があちこちに伸び始めて春を感じさせてくれます。
地面近くまで目線を持っていくと、こんな青い花が咲いています。
直径1cm程度の小さい花です。
スマホでこれの写真を撮ります。
iPhoneの写真アプリで開きます。
すると、真ん中の下にインフォメーションのマークがあるので、そこをタップします。
色々な情報が出てきました。
撮影日時と撮影した機器の情報などが出てきます。
これの「調べる:植物」という所をタップします。
候補となる植物の情報が出てきました。
「オオイヌノフグリ」と「クワガタソウ属」という2つの候補と、Webの中から、似たような画像を表示しています。
「オオイヌノフグリ」をタップします。
Wikipediaの情報が出てきました。
仮に「クワガタソウ属」をタップして、その情報を見ても、結局オオイヌノフグリの情報に辿り着くことができるでしょう。
このように、写真アプリでここまでの情報に辿り着く事ができます。
写真アプリで他の植物も調べる
低木に小さな白いお花がたくさん咲いています。
これを写真アプリで開いてインフォメーションをタップ。
「調べる:ユキヤナギ」って、もうユキヤナギって情報が出てきた。
ここをタップします。
ユキヤナギとシジミバナも候補に出てきました。
「ユキヤナギ」をタップします。
このようにWikipediaの情報が出てきました。
今度はプランターで咲いてるこの花。
これを写真アプリで開いてインフォメーションをタップ。
「調べる:スミレ属」をタップ。
「スミレ属」と「パンジー」という候補が出てきました。
どちらも同じです。
「スミレ属」をタップします。
スミレ属をタップしたのにパンジーの情報が出てきました。
この花は分かりやすいようです。
Googleフォトの方が精度が高い
京都御苑に来ました。
綺麗な梅の花が咲いています。
写真を撮りました。
iPadの写真アプリで開きました。
iPadは画面が大きいだけで、基本的にiPhoneの写真アプリで開くのと同じです。
インフォメーションをタップします。
「調べる:スモモ属」
何?スモモ属?
とりあえずタップします。
「スモモ属」と「コヒガン」が候補に出てきました。
「スモモ属」をタップしてみます。
これは的外れな情報ですね。
次はGoogleフォトで開きます。
そして、「レンズ」をタップします。
GoogleがWebの中から似たような画像を探し出した候補が出てきました。
これだけ候補がでてきました。
赤で囲んだ所が気になったからタップしてみます。
なんと、同じ京都御苑の同じ梅の木の画像がヒットしました。
Amebaブログでこの画像を載せた記事のようです。
このように、GoogleフォトではWeb上の情報からそれっぽい情報を探してくれます。
iPhoneの写真アプリでも同じですが、Googleの方が精度が高いです。
Googleフォトでは何でも調べられる
ちょっと話は脱線しますが、Googleフォトでは何でも調べられます。
いや、写真アプリでも何でも調べる事は可能ですが、Googleフォトの方がはるかに精度が高いのです。
例えば、この画像、これはバーベキューの時に撮った写真です。
これをGoogleフォトで開き、「レンズ」をタップします。
すると、GoogleがWebの中から似たような魚の画像を挙げてきました。
これらを見て、この魚がどんな魚なのか、どのように調理したら良いのか、などの情報を得ることができます。
さらに、ガーリックの部分を長押しすると
それに似たようなものをWebの中から探し出してくれます。
ポッカレモンの部分を長押しすると、同じようにWebの中から探し出してくれます。
さらに、紙コップを長押しすると、紙コップをWebの中から探し出してくれます。
さらに、下の「ショッピング」の部分をタップ、Web上で紙コップを売ってるサイトが候補に上がります。
ショッピングでの検索は、商品画像などだったら、的確にヒットしますよ。
当ブログは料理ブログだから食品関係の例しか出してませんが、例えばブランド品のバッグとかの画像を調べる事もできます。
スマホで食べられる野草を調べる
これは、スイセンです。
スイセンは毒だから食べてはいけません。
しかし、ニラに似ているので、スマホで調べたらどうなるでしょう。
スイセンの画像を写真アプリで開き、インフォメーションをタップします。
「調べる:植物」をタップ。
「ネギ属」「スイセン属」と候補が出てきました。
スイセン属は正解ですが、ネギと間違って食べたらいけませんよ。
やはり、見た目で判断するから、これを正確に言い当てるのは難しいですね。
Googleフォトの方が精度が高いので、Googleフォトでスイセンの画像を開きます。
いろいろと候補が出てきました。
スイセンだったり、ニラだったりしてます。
Googleフォトでも見た目だけで判断するから完全に言い当てるのは難しいですね。
次はこれ、ノビルです。
ノビルは野生のネギです。
だから美味しく食べられます。
ノビルを写真アプリで調べたら、「スゲ属」「ネギ属」が候補に挙がりました。
スゲ属なわけないやろ。
ネギ属が正解です。
Googleフォトで調べると、5つも候補が挙がりました。
ワイルドガーリック
ヒメニラ
Meadow garlic
ノビル
チャイブ
もし、この5つの候補の中から選んで正しい情報に辿り着くのは難しそうです。
いくつも特徴を表す画像が出てくるから、いろいろ見てたら正解に辿り着けそうですが、食べられる野草かどうかの判断をスマホに頼るのは危ういですね。
ネギやニラは、ちぎって匂いを嗅げば、ネギ臭やニラ臭がしますから、匂いで判断すれば絶対に間違いません。
食べられる野草かどうかの判断は五感を使って判断しましょう。
また、何となくこれは美味しそうな気がするとか、逆にこれを食べるのは気が進まないなどという第六感も大切にしましょう。
まとめ
- iPhoneの写真アプリでインフォメーションをタップすれば植物を調べる事ができる。
- Googleフォトでもレンズをタップすれば植物を調べる事ができる。
- 写真アプリもGoogleフォトも、植物だけでなく、何でも調べられる。
- Googleフォトの方が精度が高い。
- 食べられる植物がどうかをスマホの情報だけで判断するのは危うい。
- 食べられる野草は五感と六感も使って判断する。
10年程前に、タブレットが普及し始めた頃にこんなことを思ってました。
「将来的には学校教育で子どもたち全員にタブレットを持たせて、例えば、理科の時間に植物の画像を撮って調べられる時代が来るだろう。」
もうそんな時代が来てしまいました。
こういった分野の成長スピードは、早くなっていく一方ですね。
料理を自動で作ってくれる日は近いかも知れません。
そう言えば、煮物系なら自動で調理してくれる機器があるみたいです。
もう半分そんな時代も来てるのかも知れません。
動画で説明
動画では私が出演して実演しています。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。