妻が、町内のビンゴゲームでこんなものを当てました。
見たところ、オーブントースターのようです。
オーブントースターは、家にあるのだけど…
家にあるオーブントースターを引退させてまでこれを使う価値があるのでしょうか?
でも、これはちょっといいオーブントースターみたいです。
家にあるのはこんなやつです。
普通のやつです。
安かったですが、機能的に十分に満足しております。
あえて難を言うなら、焼いてる途中にサーモが働いて、途中で火が消える事くらいでしょうか。
しかし、オーブントースターはどれもそうなので、不満に思ったことはありません。
これを愛用していたら、、突然新しいオーブントースターが現れたわけで、我が家にはオーブントースターを2台置いておく場所なんてありませんから、2台のオーブントースターでポジション争いをすることになってしまいました。
このちょっといいオーブントースターを検証
なにやらメニューがいろいろとあります。
どうやらボタン一つで焼き色を調節してくれるみたいです。
温度が80℃~250℃まで調節できます。
この温度調節機能は、普通のオーブントースターに無い機能なので、ちょっと興味をそそられます。
さらに、手作りパン焼き機能もあるみたいです。
まず、注目すべきは手作りパン焼き機能
ボタン一つで、パンの2次発酵から、焼き上げまでを自動でやってくれるとの事なので、実際に焼いてみましょう。
ホームベーカリーでパン生地を作り、手で丸めました。
ホームベーカリーでは1次発酵は済んでいるので、あとは2次発酵を済ませて焼くという状態で、オーブンに入れます。
手作りパン160というメニューを選択して
スタートを押します。
すると、残り時間47.5分と表示されます。
2次発酵に35℃で40分、焼きに160℃で7.5分と説明書に書いてあります。
35℃にできるんだったら、温度調整ツマミを80℃~250℃じゃなくて、35℃~250℃にしてくれって思いますけどね。
40℃とか50℃という温度に設定できたら、発酵食品を作るのに適しているので、私は重宝しますよ。
47.5分後、焼きあがりました。
美味しそう。
パンを裏返してみると、パンの底もこんがり焼けています。
上下からバランスよく火力が加わったのでしょう。
中もふんわり美味しく焼けました。
これは便利だ。
250℃でピザを焼く
ピザを焼くメニューもあるのですが、それは市販の焼くだけで食べられるピザ用のメニューです。
これならば市販のピザも、きっと美味しく焼いてくれる事でしょう。
オーブン温度が最高で250℃まで設定できるという部分に注目して、250℃で手作りピザを焼いてみます。
私は、ピザを焼く温度に関してちょっとうるさいですよ。
ピザは400℃で焼くのが理想だと思っているくらいです。
しかし、家庭にある調理器具では400℃なんて設定できません。
だから、家庭では400℃は無理でも、可能な限り高い温度で焼くべきだと思っています。
※ピザを焼く温度に関しては以下の記事を参考にしてください。
石釜ピザを焼く 第6回世界料理研究会(後編)
ダッチオーブンで石釜を越えるピザを焼く 第8回世界料理研究会(中編)
温度のツマミを最高の250℃に設定して焼きます。
ちなみに、このオーブントースターは基本的に予熱不要です。
上下のヒーターがいきなり熱くなるので大丈夫なんです。
約6分でこんがり美味しく焼けました。
これは、期待以上に優秀で驚きです!
揚げ物を再加熱
スーパーで買ってきたお惣菜のかき揚げを再加熱します。
このかき揚げは、買ってから冷蔵庫で一晩置いておいたので、冷たい状態です。
フライ温めというメニューを選択してスタートします。
焼きあがるのに8分かかりました。
意外と時間がかかったのですが、これが揚げたてのようにサクッと焼きあがりました。
普通のオーブントースターでも同じように焼くことは出来ますが、表面が焦げてしまいます。
しかしこれは、表面を焦がさずに、8分かけてじっくりと中まで火を通してくれたのでしょう。
優秀です。
最後にトーストを焼く
食パンを入れて
トースト1枚、焼き色中にセットしてスタートします。
2.5分で焼けました。
普通のオーブントースターでは、パンを焼いている間は目を離せないですよね。
ちょっと油断したら真っ黒焦げになることもあります。
しかし、自動で焼いてくれるのは非常に助かります。
私は、もう少しこんがり焼いた方が好きなので、焼き色濃にセットして焼いてみました。
3分でこのようにこんがり焼けました。
私の好みの焼き加減だ。
自動でこんなに焼いてくれるなんてとても便利ですね。
まとめ
という訳で、象印マイコン オーブントースター こんがり倶楽部/ET-FM28は、非常に便利です。
家にあった普通のオーブントースターと比べて、おそらく全てにおいて優れているでしょう。
ポジション争いの結果は言うまでもありません。
家にあったオーブントースターは、何の不調もないのですが、引退してもらうしかありません。
モノを大事にする私にとっては苦しい決断ですが、仕方ないですね。