
はっさくの皮を捨てないで!簡単にできる「はっさくピール」の作り方
はっさくを食べた後の皮を捨てずに有効活用できます!
捨てるはずの皮が超美味しい「はっさくピール」に大変身!
分厚い皮を3回茹でこぼして苦みを抜き、砂糖で煮詰めてオーブンで乾燥させたら、爽やかでほろ苦いピールができます。
そのまま食べても美味しいですが、チョコをかけてオランジェット風に仕上げると、もう中毒になってしまう美味しさですよ。
はっさくに限らず、皮が厚い柑橘系なら全て同じようにピールにできます。
マーマレードの作り方は、前回の記事をお読みください。
【目次】
1.はっさくピールの材料
2.作り方の流れ(全体のステップ)
3.詳細な作り方
3ー1.皮を切る
3ー2.3回茹でこぼす
3ー3.砂糖と一緒に煮る
3ー4.オーブンで水分を飛ばす
3ー5.チョコがけを作る(オプション)
4.はっさくピールを試食
5.まとめ
6.動画で説明
はっさくピールの材料
【はっさくピールの材料】
はっさくの皮 好きな量
砂糖 (はっさくの皮の8割の重さ)
砂糖の量は保存性を高め、皮を透明感のあるゼリー状に、要するに、ピールとしてちょうどいい感じの仕上がりにするのは、少なくとも70%〜80%程度の重さの砂糖が要ります。
90%〜100%にすると保存性が高まり、しっとり艶やかになるようですが、私は試した事ありません。
甘さ控えめにしたい場合は、50%〜60%に減らしてもいいですけど、仕上がりがちょっと固くなります。
製品としての完成度を考えると最低でも70%くらいは必要なのかなと思います。
作り方の流れ(全体のステップ)

作り方の流れ(全体のステップ)
1.皮を切る
2.3回茹でこぼす
3.砂糖と一緒に煮る
4.オーブンで水分を飛ばす
5.完成
所要時間は、作る量にもよりますが1時間半くらいはかかります。
チョコがけをする場合は、完成品に溶かしたチョコを付けて冷やし固めます。
では作っていきましょう。
詳細な作り方
ではステップごとに詳しく作り方をご説明します。
1.皮を切る

はっさくの皮を適当に細ながく切ります。
細すぎず、分厚すぎずの、適度な厚さに切ります。
適度と言っても人それぞれ好みがあるので、標準は5ミリくらいの厚さかと思います。

内側の白いワタの部分を削り取った方がいいという意見もあるので、皮1個分は削り取ってみました。

今回は皮3個分を使いました。
そのうち1個は内側のワタを削り取りました。
残り2個は白いワタは削らずそのまま使いました。
完成品の味の違いを確かめてみようと思います。

皮の重さを量ったら168gでした。
砂糖の量は皮の量のおよそ8割程度なので(168×0.8=134.4)
というわけで、140g程度の砂糖を使いました。
2.3回茹でこぼす

鍋に、切った皮、水をヒタヒタになるまで入れ、火にかけます。
火力は中火です。

沸いてきました。
3分くらい沸騰させます。

お湯を切ります。
これを3回繰り返します。
茹でこぼす回数は3回がちょうど良いと思いますが、茹でこぼす回数で、皮の苦味を調節する事ができます。
また、例えば皮を太く切ってボリュームのある仕上がりにしたい場合などは、当然苦味が抜けにくくなりますから、茹でこぼす回数を増やすと美味しくできるかもしれません。
とにかく手作りの場合は、いろいろ調節可能なのです。
3.砂糖と一緒に煮る

鍋に茹でた皮、砂糖、水(分量外)を少し入れ火にかけます。
火力は中火です。

沸騰してきました。
焦がさないようにたまに混ぜて、煮詰まるにつれて徐々に火力を弱めます。

かなり煮詰まってきました。
水分がほとんどないのがわかりますよね。
火力は弱火です。
焦がさないように混ぜます。
この段階で水分をしっかり飛ばしておきたいですが、あまり火にかけすぎると、焦げてしまいます。
だから、焦げないけど、水分がほとんど飛んだというギリギリのところまで水分を飛ばし、火を止めます。
4.オーブンで水分を飛ばす

オーブン天板にクッキングシートを敷いて、ピールを並べます。
ここは面倒ですけが1本ずつ重ならないように丁寧に並べます。
これを100℃のオーブンで10分くらい加熱します。
オーブンで焼かなくても、風通しの良い場所に置いて乾燥させてもいいです。
オーブンなら手っ取り早いのでそうしてます。

結局100℃のオーブンで10分加熱しただけでは、表面がまだベトついていました。
結局それを3回行いました。
要するに100℃で10分加熱を3回行ったという事です。
これで、指にくっ付かなくなりました。
これで完成です。

表面が多少ベタついていても、表面に砂糖をまぶしてくっ付かなくする方法もあります。
お好きな方法をお選びください。
チョコがけを作る(オプション)

チョコレートを電子レンジで溶かします。
溶けたチョコにピールをくぐらせます。

クッキングシートを敷いて、重ならないように並べて、チョコが固まるまで置いておきます。
チョコが固まれば完成です。

はっさくピールが完成しました。
はっさくピールを試食

とにかく皮の風味が良く美味しいです。
噛んだら奥歯に詰まって、詰まったものから、皮の風味が口に供給され続けますから、口の中に美味しさが持続します。
ちょっと食べただけで、しばらく美味しさを楽しむ事ができるので、とてもお得です。
そして、白いワタを取った物と取ってない物の違いですが、私はワタを取ってない方が美味しいと感じました。
皮の部分はゼリーの硬い版みたいな食感で、皮の風味が濃いです。
白いワタの部分は、皮の風味はしませんが、皮の風味の砂糖が染み込んで乾燥してサクッと軽い仕上がりになっていて、美味しいです。
ワタがある方が、ネチっとした皮とサクッとしたワタの両方の食感を楽しめて、総合的に美味しいと思います。

チョコがけは、美味しすぎます。
チョコとピールの相性の良さと言ったらありません。
これはいけません。
中毒になる美味しさです。
今回使ったチョコレートはビターなチョコでした。
ピールが甘いからチョコはビターな方が良いと思いますが、作る人のお好みで選んでください。
調べてみるとスティック状に作ったピールの事をラメルと呼ぶみたいです。
そして、ピールのチョコがけをオランジェットと呼ぶみたいです。
そして、ラメルもオランジェットも既製品としてあまり売ってなくて、売っていてもめちゃくちゃ高価です。
手作りだと、捨てるはずの皮で作りますから、安上がりですよ。
原価は砂糖代とチョコ代くらいしかかかりません。
おまけに自分好みの味に作ることができるので、これは是非とも手作りをオススメします。
また、皮が厚い系の柑橘なら何でも作れますよ。
まとめ

はっさくを食べた後の皮を捨てずに有効活用!分厚い皮を細長く切り、3回しっかり茹でこぼして苦みを抜いた後、砂糖(皮の約80%の重さ)を加えて煮詰め、オーブン(100℃で10分×数回)で乾燥させて完成します。
爽やかでほろ苦い食感が魅力で、そのまま食べても美味しく、白いワタを残した方がネチッとサクッとのコントラストが楽しめると好評でした。
さらにチョコレートをかけてオランジェット風にすると中毒級の美味しさに!皮が厚い柑橘なら何でも応用可能で、捨てるはずの皮で高級お菓子を手軽に作れるエコでお得なレシピです。
動画で説明
動画では私が実演しております。
動画でしか表現できないこともあるので併せてご覧ください。






