
イワシの松ぼっくり煮の作り方
松ぼっくりで魚の臭みを抜く調理法があります。
では、早速イワシの松ぼっくり煮を作ってみましょう。
【目次】
1.イワシの松ぼっくり煮の材料
2.イワシの松ぼっくり煮の作り方
3.イワシの松ぼっくり煮をいただく
4.今回のレシピについて
5.まとめ
6.動画で説明
松ぼっくりが食材である事をご存知でなかった方は、まずは以下の記事をご覧になってください。
↑これらの記事を読んで松ぼっくりが食材であると知った上で今回の記事を読まないと、訳が分からなくなってしまうかもしれません。
イワシの松ぼっくり煮の材料

【イワシの松ぼっくり煮の材料】
イワシ 200g
醤油 大さじ2
松ぼっくりジャム 大さじ2
水 50ml
松ぼっくりジャムでなくても、生の松ぼっくりをアク抜きして使う事も可能です。
その場合は、みりんや砂糖で甘味を付けてください。
今回は、松ぼっくりジャムを使う方法で作ります。
イワシの松ぼっくり煮の作り方
鍋に全ての材料を入れ、火にかけます。
これは小さいイワシだから丸ごと使ってます。
もし大きいイワシだったら内臓を取り出すなど下処理をしておいてください。
みりんや酒などアルコール分を入れると魚の臭みが飛びます。
もちろんそれらを入れてもいいです。
しかし、松ぼっくりの臭み取り能力は強いですから、お酒類を入れなくても大丈夫です。
沸騰してきました。
煮崩れしないように、鍋を振って混ぜます。
そして、蓋をして弱火で10分くらい煮込みます。
火が通り、少し煮詰まりました。
この状態でもう食べられます。
今回は、もっと味を馴染ませたいので、一旦冷まします。
冷めたものを再び弱火で5分くらい煮込みました。
イワシが型崩れしないように丁寧にお皿に盛ります。
これでイワシの松ぼっくり煮が完成しました。
イワシの松ぼっくり煮をいただく
いただきます。
美味しいです。
松ぼっくりの爽やかさがイワシの臭みを消してくれています。
期待通りの美味しさです。

すごく柔らかいけど
これ松ぼっくりと一緒に煮たから柔らかくなったの?

いやわからん。

魚の煮物とかたまに作るけど、今まで食べた中で1番柔らかい気がしたから何かあるのかと思った。

もしかしたら、松ぼっくりに魚を柔らかくする何かあるかも知れんよ。
ただ上手に煮る事ができただけなのか、それとも松ぼっくりのおかげなのか、それは分からない。

松ぼっくりもすごい柔らかいやん。

松ぼっくりは、じっくり煮込んだら柔らかくなるもんやで。

松ぼっくりとお魚を一緒に食べてみても違和感ない。
松ぼっくりだけ食べると、あの清涼感のある松ぼっくりだねって思うんだけど、魚と一緒に食べると、魚だけで食べたら結構臭みがあったけど、一緒に食べたら臭みが消えるね。
美味しいよ。
意外な組み合わせだね。
面白い。

おお、なかなかの高評価やね。

魚の数だけ松ぼっくりがあったらいいのに。

ははは。
そんなことしたら松ぼっくりの風味が強すぎるよ。

そう?
松ぼっくり1個に対して魚1匹食べたらいいかな。

この濃度だから1対1で釣り合うけど、松ぼっくりを増やしたらバランスが崩れるで。

じゃあ、松ぼっくり半分に対して魚1匹だね。

魚の大きさによっても変わるで。
今回のレシピについて
今回のレシピは、他にこんなレシピを紹介してる人は私の調べた限りでは見たことがありません。
世界で唯一のレシピであります。
世界で他に誰も作ってませんが、これは美味しいです。
美味しいから紹介してるのです。
私の紹介するレシピは、たまに世界唯一ってのがありますが、基本的に美味しいから紹介してます。
もし不味かったら、不味いと言っています。
その証拠に、過去に不味い料理を数えきれないほど紹介してます。

もう一つ言わせて。
京都の人はこういう風な料理が得意なのかもしれん。
オトコ中村は京都の人です。

ニシン茄子とかちりめん山椒とかあるじゃん。
これはイワシ松ぼっくりだよ。
ちょっとスッとした植物に魚を合わせる、これは新たな京料理。

おお!
イワシ松ぼっくりも魚と爽やかな植物を合わせた京料理という評価をいただきました。
ちりめん山椒が例えにでましたが、過去にちりめん松ぼっくりを作った事があります。

これがその時の画像です。
これは、確かに松ぼっくりの爽やかさが山椒の爽やかさに似てましたが、全体としての味はイマイチでした。
このように、いろいろ実験した上で今回のイワシ松ぼっくりを紹介してるのです。

松ぼっくりのタルトより美味しかったよ。

え!?
嘘やん!?
松ぼっくりのタルトについて詳しくは、前回の記事をご覧ください。
まとめ
- 松ぼっくりは食材である。
- 松ぼっくりが魚の臭みを消してくれる。
- イワシの松ぼっくり煮は期待通りイワシの臭みが消えた。
- ちりめん山椒のように京都の名物料理にしても良いかも。
動画で説明
動画では私が実演しております。
動画でしか表現できない事もあるので、併せてご覧ください。