
令和の米騒動をキッカケにお米を安く食べる方法を考える
お米が高いです。
なんとかお米を安く食べる方法がないか考えてみました。
【目次】
1.令和7年4月のお米の価格水準
2.お米代を安く済ませる方法を考える
2ー1.輸入米を食べる
2ー2.ご飯に押し麦やもち麦を混ぜる
2ー3.押し麦ともち麦の問題点
3.米粉は安い
4.米粉が安い理由
5.安い米粉を主食にする方法を考える
6.米粉お焼きを白ごはんの代わりに食べる実験
7.米粉お焼き定食を実食
8.まとめ
9.動画で説明
令和7年4月のお米の価格水準
総務省の小売物価統計調査によると
令和7年4月の東京都区部のコシヒカリ5kgの店頭小売価格
→4,770円(税込)
前年同月(2024年4月)の価格
→2,384円(税込)
価格上昇率
→約2.0倍
前年同月に比べ、ほぼピッタリ2倍の水準になってます。
これは家計にとって大打撃です。
お米代を安く済ませる方法を考える
なんとか安く済ませる方法はないかと考えました。
ちなみに私は軽くグルテンフリーを実践してるので、お米の代わりに小麦という選択肢はありません。
でも厳格なグルテンフリーではないので、たまに麺もパンも食べます。
けどやっぱり主食はお米です。
輸入米を食べる
日本人の主食である米を海外から輸入するなんてとんでもない事です。
これが自然災害などが原因の不作によるものだったら仕方ない部分もありますが、令和の米騒動は農政が原因ですからね。
いくら農政が原因でも国民が飢えてはいけないので、お米を輸入するのは致し方ありません。
しかし、それを食べるのは最終手段にしたいと思っています。
それに輸入米ですらあまり安くないですよね。
昨年までの国産米より高い水準で販売されてます。
なんかアホらしいです。
というのは私の考えですから、人に強要しようなどとは思ってません。
ご飯に押し麦やもち麦を混ぜる
これは押し麦です。
押し麦は、大麦を蒸して平らに押しつぶしたものです。
大麦ですから小麦と違ってグルテンがありません。
一応グルテンフリーです。
でも、厳密な小麦アレルギーの人は避けた方がいいみたいです。
私は緩いグルテンフリーなので、大麦は全く問題ありません。
押し麦は、お米と一緒に炊きやすくするために加工されたものなので、お米に対して1割〜2割程度混ぜて普通に炊くといいです。
そして、お米よりも安い。
昨年のお米と同程度の価格で買えます。
だから押し麦を混ぜて麦ご飯にすると、お米100%よりも少し安くなります。
これはもち麦です。
もち麦は、大麦の中でも「もち性」と呼ばれる品種の総称で、粘りがあり、もっちりとした食感が特徴です。
これもお米に対して1〜2割程度混ぜて炊くといいです。
押し麦と同程度の価格水準なので、これを混ぜてもち麦ご飯にするとお米100%よりも少し安くなります。
押し麦ともち麦の問題点
押し麦やもち麦を混ぜたご飯は、最初はもちもちして美味しいとか、プチプチして美味しいなどと感じるでしょう。
しかし、やはり白米100%の方が美味しいです。
毎日毎日麦ご飯ばかり食べていたら、多くの人は「白米100%で食べさせろ!」って思うようになります。
そして、その割に、節約効果が小さいのです。
麦は、お米の半額ですが、それを1割程度混ぜたところで、節約効果は約5%ですよ。
麦の割合を増やせば節約効果が高まるという考えもありますが、あまり増やすと続かないと思いますよ。
米粉は安い
LIFEというスーパーに国産米粉が500g入りで178円(税別)で売ってます。
って事はこれを2袋買えば1kg:356円(税別)ですよ。
10袋買えば5kg:1,780円(税別)ですよ。
税込だったら1,958円です。
前述したコシヒカリ5kgは4,770円(税込)ですよ。
約2.3倍の価格差です。
同じ国産米なのにありえない安さです。
業務スーパーでも1kg入りの米粉を368円(税別)で買うことができます。
これを5袋買えは、5kg:1,840円(税別)ですよ。
これも安いです。
米粉は安いのです。
なぜ米粉はこんなに安いのでしょうか。
米を粉に加工する手間賃がかかるから、粒より高くて当然なような気がするのですが、安いのです。
米粉が安い理由
これは農林水産省の水田直接支払い交付金の資料から切り取ったものです。
この表の1番下に、「飼料用米、米粉用米の収量に応じ、5.5万円〜10.5万円/10a」の助成金が出ると書かれています。
簡単に言えば、米粉用米を作れば、助成金がもらえるという事です。
そして、その助成金のおかげで米粉の販売価格が安くなってるのです。
それはありがたい事ですが、どうせなら主食用米にも助成金付けてほしいですよね。
安い米粉を主食にする方法を考える
では、助成金のおかげで安く買える米粉を主食にできたら、家計にも優しいですよね。
しかし、粉になってるからご飯として食べる事ができません。
米粉でお団子を作れば、白ご飯の代わりになるのではないでしょうか。
毎日食べてたら飽きるかもしれませんが、白ご飯の代わりになると思います。
しかし、団子を作るのは面倒なので、毎日やってられません。
そこで、毎日でもできるような簡単な方法を考えました。
具のない米粉お焼きのようなものを作ろうと思います。
具のない米粉お焼きのようなものは、別な角度から説明すると甘くない米粉ホットケーキみたいなものです。
これなら主食になるのではないかという事で実験してみようと思います。
米粉お焼きを白ごはんの代わりに食べる実験
【米粉お焼きの材料】(1人前)
米粉 100g
卵 1個
ベーキングパウダー 2g程度
水 90ml(米粉に対して9割の量)
ボウルに全ての材料を入れて混ぜます。
フライパンを熱し、油を引きます。
白ごはんの代わりですから油は少ない目にしておきます。
生地を流し、弱火で5分くらい焼き、裏返して3分くらい焼けば完成です。
これに、砂糖を混ぜてバターで焼いたら美味しいホットケーキになります。
和食じゃなくて洋食だったら、それでも合うでしょう。
しかし、あえてそうしないで、シンプルな材料で焼くんですよ。
和食に合うように作ります。
だって白ごはんの代わりですからね。
米粉で白ごはんの代わりになるものを作るってコンセプトなんですよ。
和食といえば味噌汁ですから、味噌汁を作ります。
「作ってないやないか!」ってツッコミを受けそうですが、お湯を注いで、混ぜたらお味噌汁の出来上がりです。
スーパーで買ってきた「きんぴらごぼう」と「たくあん」も、これらと一緒に米粉お焼き定食ととしていただいてみようと思います。
米粉お焼き定食を実食
では、いただきます。
素朴な味です。
美味しくも不味くもありません。
そして、味噌汁など和食とは相性ピッタリです。
少しモチっとして、餅よりも粘りが弱く、卵が混ざってるので、少しふんわりしています。
形はホットケーキに似てるので、違和感を感じます。
まあ普通に食べることができました。
これは慣れたら大丈夫だろうと思いました。
しかし慣れないといけません。
できれば慣れずに白ごはんを食べたいです。
今は、米粉と白米の価格差は2.3倍ですが、今後もっと差が広がるようなら、これに慣れてもいいかもしれません。
でもそうなって欲しくありません。
農政の改善に期待したいと思います。
まとめ
- 令和7年4月のお米は前年同月に比べ2倍の価格。
- 輸入米は国産米より少し安い。
- 押し麦やもち麦も国産米より安い。
- 米粉は国産でも安い。
- 米粉は補助金のおかげで安い。
- 米粉お焼きも慣れたら食べられるだろうと思う。
動画で説明
動画では私が実演しております。
動画でしか表現できない事もあるので併せてご覧ください。