
2025年ブログ運営の動向を振り返る
2025年も12月になりました。
2025年はブログを始めて14年目の年でした。
14年の間にブログ全盛時代から衰退時代を経て、いろいろありました。
この1年の当ブログの動向を振り返ってみようと思います。
【目次】
1.2025年の実績
2.ブログを読んでもらうには検索上位に表示される事が重要
3.グーグルディスカバーにも表示されるようになった
4.広告について
5.AI記事が氾濫
6.今年はLPもアップした
7.YouTube動画をブログ化してる
8.まとめ
2025年の実績
【2025年の実績】
新規投稿 → 34記事(過去記事のリニューアル含む)
総記事数 → 520記事(昨年末は491記事)
年間PV数 → 37万(昨年は29万)
新規投稿記事は、34記事でした。
この34という数字には過去記事のリニューアルも含みます。
総記事数520というのは、初期のゴミみたいな記事は削除してるのと、過去記事の統廃合などもあるので、実際は1000以上ブログ記事を書いています。
現在生き残っているのが520記事です。
年間PV数は37万で、昨年が29万だったので、約27%アップしました。
27%アップといえば順調に伸びているかのように見えます。
しかし、順調ではあるのですが少し違います。
ブログがオワコンでない時代は、記録は残ってませんが最大で年間100万PV以上はありました。
昨年が完全に底辺まで落ち込んだので、少し回復したまでの事です。
ブログがオワコンと言われてから何年も経ちます。
実際無料ブログサービスが続々と終了しています。
ブログを読んでもらうには検索上位に表示される事が重要
当ブログは大半が検索によって新規読者を獲得して、読んでいただいています。
だから検索で上位表示されるかどうかは非常に重要な問題になります。
そんな中、今年の春に行われたGoogle検索のアップデートで、個人ブログの評価が上がりました。(らしい)

これが当ブログの今年1年間の表示回数のグラフです。
実線が今年で、点線が昨年です。
今年の初め頃は落ちる所まで落ちてました。
そして、5月頃から急に表示回数が増えたように見えます。
アップデートが有利に働いたのでしょう。
また、検索から読者をゲットしてると言いましたが、検索で上位表示されるには、通常は記事を投稿してから半年以上かかります。
Googleが半年間かけて、その記事が本当にお勧めに値するものなのか確かめているものと思われます。
だから、投稿してから半年以上経たないとあまり記事を読んでらえません。
グーグルディスカバーにも表示されるようになった
今年は、それとは逆に、新規投稿記事がGoogleのおすすめによって読まれる事例もいくつかありました。
グーグルディスカバー(別名グーグル砲)と呼ばれるもので、Chromeのブラウザを立ち上げたら、トップページにお勧め記事として紹介されるのです。

↑この画像の下部に表示されてる部分がグーグルディスカバーです。
ここにオトコ中村のブログ記事が表示されたという事です。
グーグルディスカバーに表示されるのは新規投稿ホヤホヤの記事です。
投稿してから48時間程度だけお勧めしてくれます。
全ての新規投稿記事をお勧めしてもらえるわけではありません。
Google側が読者の関心が高いと判断した記事だけが、お勧めされます。
グーグルディスカバーについて調べてみると、必ずしも新規投稿記事だけが表示されるわけではないようです。
古い記事でも表示される事もあるようですが、決まったルールがあるわけでもなく、実際のところよく分かりません。
検索で表示されるかどうかの評価は半年もかかるのに、ディスカバーの場合は、新規投稿記事でもすぐに何らかの基準で評価して表示するのです。
きっと全く別の評価基準があるのでしょう。
昨年まではグーグルディスカバーに表示された事は皆無だったのですが、今年は新規投稿記事がいきなり何千回も表示された事例が何度かありました。
きっとグーグルディスカバーに表示されたのでしょう。
という事は、グーグルディスカバーの評価基準でも、いくつかの当ブログの記事を、読者の関心が高いと評価してくれるようになったという事です。
とても嬉しい出来事です。
広告について

昨年から広告を減らしました。
広告は減らせば減らすほど読みやすくなって良いです。
しかし、少しくらいは広告を貼って少しでも収入をもらわないとモチベーションが下がってしまいます。
その広告ですが、私がGoogleアドセンスの広告を貼るようになったのは11〜12年前(2013年か2014年)です。
Googleアドセンスの広告は、主に広告をクリックしてもらったら収入が発生するタイプのものです。
広告が1回クリックされたら、何円という風に計算されます。
広告の種類によって単価は変わります。
金融系の広告の単価が高いですが、表示される広告の種類はGoogleが決めます。
2013年頃は、1クリックあたり平均で20円程度の広告収入がありました。
当時はブログ全盛時代で、多くの人がブログを書き始め、社会でブロガーが注目され、人気ブログを運営していると広告収入だけである程度の収入が見込める時代でした。
プロのブロガーなんて人も居ましたね。
その20円だった平均クリック単価が、この10年で右肩下がりで下がっていきました。
今では何円だと思いますか?
今は3円程度です。
10年で85%オフになりました。
10年で85%オフって、そんなに急速に収益が低下する業界って珍しいですよ。
そんな業界でビジネスをやろうと考える人はあまり居ないでしょう。
これでは膨大なクリック数を叩き出さないと広告での収入は見込めません。

関係ないけど、あの環境破壊の代表格である太陽光発電の買取価格ですら発足当時は40円/kwhだったものが、今は10円/kwhと75%オフです。
クリック単価よりもマシです。
発足当時に契約してる業者は、今でもその時の美味しい単価で買い取ってもらえるというではありませんか。
もちろんGoogleアドセンスは2013年に契約しても、今の単価が適用されますよ。
どうせ広告での収入が見込めないなら、広告を減らそうと思いました。
広告が多いと読みにくいですからね。
逆に広告だらけにシフトするブログもあるけどね。
当ブログは広告を減らす方向にシフトしました。
そもそも広告をクリックするという事は、ミスしてクリックする事を除けば、読者がブログから離れる事を意味します。
広告を沢山貼るという事は広告主に読者を持っていかれるリスクを冒すという事です。
わずかな広告収入のためにそんなリスクを冒すのは割に合わないと思います。
AI記事が氾濫
今年はGoogleが個人ブログに対する評価を上げたと言いました。
しかし、個人ブログの評価を下げかねない現象が起こっています。
それが、AI記事です。

AIは非常に賢くてキチッとまとまった記事を書いてくれます。
しかし、2025年時点ではAIの書いた文章は、まだまだ面白くありません。
AIの書いた文章を読んで「よくできてるなぁ」と感心はしますが、それはAIが書いたにしてはよくできてるなと感心してるのであって、人間が書いた方が面白いですよ。
AIの文章のどこが面白くないのかという説明はさておき。
AIは自動で書いてくてるから大量生産できます。
そのためにAI記事が短期間のうちに大量生産されて、Web上には大量にAI記事が氾濫しています。
これでは人間が丹精込めて書いた記事が埋もれ、ブログ全体の平均点が下がります。
AIの作った文章を読んだりしたら、内容すっからかんで「読んだ時間を返せ!」と憤りますよ。
人間が書いた新聞の偏向報道を読んでも憤りますけどね。
また文章ではありませんが、動画でもAIの作った酷いのがありますね。
AIの自動音声が漢字の読み方を間違っていて、意味不明だったりします。
動画広告でもそんなのあります。
そんな意味不明な広告出しても広告の効果が期待できないと思うのですがね。
今年はLPもアップした

今年の夏頃にLP(ランディングページ)というものを作りました。
当ブログは、ブログですが、ちょっと前の言葉で言うとホームページであるとも言えます。
ホームページには多くの情報を載せる事ができますが、情報が多すぎて、興味のある人以外は読むのが面倒です。
ランディングページは1ページ完結型で、簡潔明瞭で、パッと見た瞬間に何が言いたいか分かるような設計になっています。
広告のページなどもランディングページになってます。
以下が私のランディングページです。
言わば自己紹介ページです。
初対面の人に ↓このような名刺を渡します↓

名刺のQRコードをスキャンするとランディングページが表示されます。
こうして手っ取り早く自己紹介できるようになりました。
YouTube動画をブログ化してる
私の場合、新たなネタがあればYouTube動画を作り、その後ブログ化するという流れです。
動画をブログ化するにあたって、一から文章を書いてます。
それは動画とブログは同じ構成にはならないからです。
動画は、なるべく結論を最後に言うのがいいです。
必ずしもそうとは限りませんが、実際はいろんなパターンがあります。
しかし動画は基本的に、最後まで観てもらうためには結論を最後に言う方がいいです。
それに比べブログは結論を最初に言う方がいいです。
必ずしもそうとは限りません。
実際はいろんなパターンがありますが、結論を最初に書く方がいいです。
私の他にもブログとYouTubeの両方をやってる人がいますが、先にブログ記事を書き、その後に同じネタの動画を作るという人もいます。
私の場合はブログが後です。
だから、ブログの方が考えがまとまってるし、より推敲された内容になってるし、YouTubeのコメントなどでいただいたご指摘などにも対応した内容になってます。
だから、ブログのほうが情報として優れています。
YouTubeは情報というよりエンタメの要素が強いと私は思います。

元となるネタは同じ料理のレシピでも、動画は話し言葉、ブログは推敲した文章で表現します。
全く違うものになってしまいますよね。
同じネタなのにそれぞれ違う文章で表現するから手間がかかります。
しかしそうするしか方法がありません。
あとブログは、自分自身の備忘録として記録してる面もあります。
投稿して何年も経ったら何を書いてたか忘れますから、改めて自分のブログを読んで勉強したりする事もあります。
現段階ではAIの活用はできてません。
AIに頼る部分はありますが、コツコツと手作業で私の血が通った文章を書いていきたいと思います。
まとめ
- 2025年の新規投稿記事は34記事、総記事数520。
- 年間PV数は37万で昨年から約27%アップ。
- 通常ブログ記事が検索で上位表示されるには投稿してから半年以上かかる。
- 今年は新規投稿記事がGoogleディスカバーに表示された例がいくつかあった。
- Googleアドセンスの広告クリック単価は10年で85%オフになった。
- まだAI記事は面白くない。
- ランディングページ(LP)は1ページ完結型。
- 手間がかかるがYouTube動画を作りその後ブログ化してる。
というわけで今後ともよろしくお願いします。
次回は、当ブログの2025年の年間ランキング記事をアップします。






