今年は、たくあんを作ろうと思い、大根を買ってきました。
たくあんは、初挑戦になります。
果たして、上手に作れるでのしょうか?
それにしても、立派な大根です。
ペットボトルを大きさ比較のために並べてみました。
でかいですね~。
4本で6キログラムあります。
たくあんにする場合、大根を漬ける前に2週間ぐらい干します。
干すことによって、あのコリコリとした歯ごたえが生まれるみたいです。
大根を干すと同時に、みかんや柿を食べたときの皮も干して置いておきます。
これらも大根と一緒に漬けると美味しいらしいです。
さて、ベランダで2週間ぐらい干しました。
シワシワになりました。
この時点で重量は4キログラムです。
2キログラムの水分が飛んでいったみたいです。
さあこれで、いよいよ漬けることが出来ます。
干した大根 4kg
ぬか 600g(大根の15%ぐらい)
塩 200g(大根の5%gぐらい)
砂糖 80g(大根の2%ぐらい)
唐辛子 少々(無かったので豆板醤で代用)
昆布 少々
干した果物の皮
クチナシの種(色付けのため、無かったのでターメリックを入れてみた)
まず、大根以外の材料を、別容器で混ぜ合わせておきます。
漬物樽の底に混ぜ合わせたぬかを敷き詰めて、その上に大根をギュッとひん曲げて詰め込みます。
ぬか→大根→ぬか→大根→ぬかという順番で敷き詰めていきます。
漬物樽が小さかったのと、大根があまりに立派だったために、大根を容器内にぴったり敷き詰めるためには力が必要で、体重をかけて詰め込みました。
けど、ただ力技で押し込むと、大根が折れるので、やさしく力強く押し込みました。
もし、大根が折れるとしたら、干しが足りないと言うことです。
けど、ここまで準備を進めておいて「干しが足りないので、もう数日間干そう。」なんて選択肢はありません。
まあ、とにかく無事に詰め込むことが出来ました。
4日後。
少し水が染み出してきました。
何となく、たくあんの匂いが感じられます。
重石を少し軽く、2.5kgの漬物石と4kgの鉄アレーの計6.5㎏にしました。
さらに3日後。
完全に水が上がってきました。
たくあんの匂いも少し強くなりました。
重石を軽く、2.5kgにしました。
このまま、約4週間後には、食べ始めることが出来て、3ヵ月後くらいまでに食べきると良いらしいです。
◆そして、漬けてから4週間
そろそろ食べ始めてもいい頃です。
蓋を開けてみると、大根の匂いプ~ン!
すごく水分が出ています。
漬物袋の中に漬けたのに、水分は袋の外に出ています。
だったら漬物袋の中に漬けた意味が無かったかもしれません。
それはさておき、これだけ水分が出たのなら、中の大根はギュッと引き締まっているはず。
この中に4本の大根が入っています。
1本だけ取り出して食べてみましょう。
いててて!
手を突っ込むと、あかぎれにしみる!
手に傷のある人は、手袋を着用しましょう。
こんなの出てきました。
色は、市販の物のように黄色くなってません。
大根そのままの色ですね。
色付けのためにターメリックを入れましたが、量が少なかったのでしょう。
匂いは、部屋中が大根色に染まる程に強いです。
ポリポリ…
お!?たくあんだ!
まさに「手作りのたくあん」と言った味。
妻は「田舎のたくあんの味」と言ってました。
漬かりは少し浅いですが、自然な味で美味しいです。
醤油を少したらせば、なお美味しいです。
ご飯のお供が出来て幸せです。
漬けてから1ヵ月半経過
【1月31日】
2本目を取り出しました。
1ヵ月半漬けたものです。
色の変化は見られません。
1本目よりも、味がよく染み込んでいて美味しくなってますね。
ご飯が進みます。
3歳の娘が気に入ってボリボリ食べます。
漬けてから2ヶ月経過
【2月17日】
ぬかの表面にカビが生え始めたので、全て取り出しました。
幸い、中身は大丈夫でした。
3本目、4本目の、2ヶ月漬けたものです。
色の変化は見られません。
何か得体の知れない奇妙な物体に見えますね。
おいし~い!
味に深みと広がりが出て、とうとう完成されたと言う感じ。
コリコリとしていて、ご飯が進みます。←いつも同じ表現ですが、本当にご飯が進むんですよ。
自宅で、たくあんを漬けるのは、初挑戦でしたが、成功でした。
来シーズンも、また再び、たくあんを漬けてみたいです。
今年の味を参考に、デパ地下で色々なたくあんを試食した経験を踏まえ、次回は独自の配合で漬けてみようと思います。
また紹介しますね。