土筆(つくし)

      2017/08/18

京都地方裁判所京都地方裁判所です。

何で裁判所が出てくるのだ。
もしかして、何か訴えるのか?

いえいえそんな事ありません。

ツクシ裁判所には、春の訪れを告げるツクシがたくさん生えているのです。
ツクシは、春の訪れを告げる存在として、よく取り上げられるのですが、現在の都会では、ほとんど目にする機会はありません。
昔は、地面が舗装されていなかったから何処にでも生えていたのでしょうね。
歌にも詠まれていました。

明治天皇の御製に

庭のおもの芝生がなかにつくつくし植ゑたるごとくおひいでにけり

というものがあります。
その当時は、庭にツクシが生えていたという事ですが、天皇陛下のお住まいなら、平成の現代でも生えてるかも知れないですね。

都会では、ツクシはその活動範囲を狭めていますが、雑草としては結構手強い部類で、地下に根が残っていればどんどん生えてくるみたいで、駆除するのは難しいみたいです。
しかし、アスファルトで塗装されると、さすがにツクシも出てこれないみたいですね。

そんなツクシですが、裁判所にたくさん生えているのです。
まさに、「植ゑたるごとくおひいでにけり」です。
京都地方裁判所はツクシの穴場なのです。

さて、私が子どもだった頃の話ですが、京北の山でツクシ採りをした事があります。
そのときの記憶では、この裁判所のように密度濃く生えてなかったので、探すのに時間がかかりました。
そして収穫できたのは、ほんの少量でした。
その少量のツクシで、母が卵とじを作ってくれました。
火を通すと目減りするので「こんなに少ないのか」と思った記憶があります。

それ以来ツクシを食べた事が無いので、約30年ぶりとなるツクシの卵とじを作ってみようと思います。

収穫したツクシ少量ですが、収穫しました。
収穫するときは、先端が開いていないような若い物を採ります。

下処理するはかまを取り除き、少しでも先端が開いているものは、苦味が出るので取り除きます。

ツクシの胞子ツクシの胞子は、緑色である事がわかりました。

ゆでるさっと10秒くらい茹でます。

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水にさらす水にさらします。
これで下処理は完了。

つくしの卵とじつくしの卵とじ。
ツクシは、子どもの時に食べたのと同じ味がしました。
味といっても、ほとんど無味で、卵とじの味しかしませんが、少しだけ爽やかな風味が感じられます。
そして、やはり火を通すと目減りするので「少ないな~」と感じました。

でも、春の味覚です。
少なくても満足できました。

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