高瀬川のイチジク

      2016/08/06

高瀬川01高瀬川の五条~七条間。
この辺りは、住宅地で、一般的な高瀬川のイメージとは違い、人通りも少なく落ち着いた雰囲気です。
そして、川沿いに生えている木が、桜ばかりではなく、種類が豊富で、近所の住人によって管理されているように見受けられます。

高瀬川02例えば、こんな風に木の名前とか書いてあります。

高瀬川03これも。

高瀬川04 タイサンボクかぁ。
知らなかった。
勉強になったりします。

高瀬川05イチジク。

高瀬川06そう。
今が旬の、イチジクです。
ここ、高瀬川の五条~七条間は、イチジクの木だけでも10本以上生えています。
他にも、ビワの木もたくさん。
それから、ザクロ・カキ・カリン・その他柑橘など、実の生る木がたくさん生えています。
今が旬のイチジクは、たくさん実が付いています。
偶然通りかかって、テンション上がってしまいました。
これは、採らないわけにはいきません!
ところが、少し見た限りでは、ちょうど食べごろのイチジクは、ほとんどありません。
未熟な物ばかりです。
きっと近くの住人が採っているのでしょう。
他人の所有地に生えている木なら、その実は、土地の所有者の物ですから、採ってはいけません。
高瀬川のイチジクたちは、川沿いという公共の土地に生えているので、公共の物なのです。
だから、私も少し採って良いはず。
しかし、木を管理している人は、自分たちの物だと信じて疑わないはずだから、私が採ったら、ひと悶着起こるかもしれません。
それは、ご勘弁願いたいですね。
などと、思っていたら。

高瀬川07完熟のイチジクをたくさん発見!!
さらにテンション上がりました!
枝が、川の上まで伸びていて、手が届かないために、誰も採っていないのでしょう。
なぁに、川に入ればいいだけの事。
それで、難なく川に入って、イチジクを採取させてもらいました。

イチジク01これが、本日の収穫。

イチジク02新鮮なので、そのまま食べるのが、一番おいしいですね。
余談になりますが、店頭で売っている「朝採りイチジク」なんてものがありますよね。
あれは、朝に収穫して、その日のうちに出荷して、その日のうちに店頭に並ぶ。
その日の朝に採ったから「朝採り」なのだ。
と、思っていましたが、大間違い。
本当は、一日のうちで、夜でもなく、昼でもなく、朝に採ると一番甘くおいしい状態で採れる。
と言う理由で、朝に収穫したというだけなのです。
だから店頭に並ぶのは、翌日だったり、翌々日だったり、何日後か分からないというのが、本当の朝採りイチジクなのです。
朝採りイチジクと言う表記は、誤解を生むからやめてほしいですね。
さて、話は横道にそれましたが、正真正銘の朝採りイチジクを食べたと言う訳です。
繰り返しになりますが、新鮮なので、そのまま食べるのが、一番おいしいですね。

イチジク03過熟で柔らかい物は、ジャムにします。
レモンと砂糖を入れて煮ます。

イチジク04イチジクジャムが完成。
もちろん美味しいですよ。
これで十分にイチジクを堪能できました。
…と言いたいところですが、もう一ひねりするのがこのブログ。
では、一ひねりしたイチジク料理を紹介しましょう。

イチジク05まず、イチジクの皮に注目。
本来なら、農薬が付いていないから、皮ごとイチジクを食べても良いのだけれど、皮ごと食べると食感が悪いので、つい、皮をむいてしまいました。
これを捨ててしまうなんて許されません。
イチジクの皮に付着している酵母菌を育ててやりましょう。

イチジク06ビンにイチジクの皮と、水を満タン入れて、蓋して常温で放置。

イチジク07 12時間後。
泡がプクプク出てきました。
酵母菌が元気に育っている証拠です。

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イチジク0824時間後。
シュワシュワー。
もう完成です。
市販の果実だと、ここまで酵母菌が活性するまで、だいたい3日はかかるのですが、さすがに天然の果実だけあって、一日でこんなに元気に育ちました。

イチジク09まずは、飲んでみましょう。
微炭酸の甘酸っぱいドリンクに出来上がっています。
おいしいです。
なぜか、イチジクとは、まったく違った味に出来上がりました。
酵母菌や、乳酸菌の働きによって、想像も付かないような味ができるのですね。
今度はこの酵母液を使ってパンを焼いてみます。
ホームベーカリーを使用するため、補助的にドライイーストを使用してます。

イチジク10焼けました。
ちょっと失敗。
上部が凹んだパンが出来上がりました。
たまに失敗もします。
気にしない気にしない。

イチジク11もっちりと、重たいパンですが、味わいがあっておいしいです。
イチジクのジャムを付けていただきます。
とってもおいしいです。
さてさて、天然酵母のパンは、いつもやっている手段だから、一ひねりと言うよりは、半ひねりくらいだったかもしれません。
なので、一ひねりして、もう一品作ってみましょう。
イチジクとゴマの相性が良いという事を知りまして、こんな物を作ってみました。

イチジクゴマ豆腐
材料
ゴマ     20g
イチジク   1個(50g)
イチジク酵母液 50ml ←無ければ水でも可
砂糖     20g
葛粉     15g ←無ければ片栗粉でも可

作り方は、基本的にゴマ豆腐と同じです。
ゴマ豆腐にイチジクと砂糖を混ぜた物です。

ゴマイチジク1ゴマを擂ります。
最低でも10分は擂りましょう。
手がだるくなってもがんばりましょう。
修行だと思って擂りましょう。
目指すは練りゴマです。
ちなみに、市販の練りゴマを使用したら、この工程を省略できます。
けど、自分で擂ってみてほしいなぁ。

ゴマイチジク2最低でもこのくらい、できればもっと擂りましょう。

ゴマイチジク3イチジクも一緒にすりつぶします。
そして、全ての材料を混ぜます。

ゴマイチジク4鍋に入れて弱火で温めます。

ゴマイチジク5 固まってきました。
何か適当な型に入れます。

ゴマイチジク6冷まします。
冷めたら冷蔵庫で冷やします。

ゴマイチジク7できた!
見た目地味ですが、新種の羊羹みたいなものになりました。
ゴマのくどさと、イチジクのさっぱりが調和してバランスよい味に仕上がりました。
おいしい。
確かにゴマとイチジクは相性が良い。
これにて、一件落着!
という事にしてください。

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