夏の七草を食べる

      2016/08/06

夏の七草というのをご存知でしょうか?
アカザ(シロザ)
イノコヅチ
ヒユ
スベリヒユ
シロツメグサ
ヒメジョオン
ツユクサ
これは、第2次世界大戦末期に選定されたもので、戦争中の食糧難のとき、焼け跡にもたくましく生える、食べられる植物というものだそうです。
今回は、この夏の七草を調べてみましょう。
食糧難が来たら、これを知っているか否かが生死を分けるかもしれませんよ。

ヒメジョオン081ちなみに、ヒメジョオンの画像です。
※後日注 これはきっとハルジオンだと思います。
ハルジオンとヒメジョオンは見た目だけでなく、味も似てるので、別に間違っても問題ありません。
花が咲く前の苗は、春菊よりも少しクセはありますが、美味しく食べられます。

野草03シロツメグサ(クローバー)は誰でも知っていると思うので、生えてるところの画像は無しです。
これはシロツメグサのゴマ和えです。
シロツメグサは豆の味がする草です。
味は悪くないのですが、歯ごたえがあるので、ゴマ和えくらいしか美味しい料理が思い浮かびませんでした。
さて夏の七草、残り5種類を求めて、まずは、京都御苑を散策してみました。

イノコヅチ081イノコヅチ発見。
いわゆるヒッツキ虫です。
木陰に、いくらでも生えています。
あまり食べる気がしないなあ。
けど、研究のために少し採取。

イノコヅチ082食べるのは若い芽の部分だけです。
その他の部分は、干して煎って茶にします。

イノコヅチ083おひたしにしてみる。
まったくクセがないですが、食感が悪い。
硬くてざらざらした感じです。
美味しく食べるには、ゴマ和えか、天ぷらか、佃煮でしょうか。
食糧難が来ないと、食べる気が起こらないです。
ちなみに、干して煎って茶にしてみると美味しかったです。

ツユクサ081ツユクサ。
これも京都御苑の木陰にいくらでも生えています。
若い芽の部分を採取。

ツユクサ082先端の葉2~3枚の部分を摘んできました。

ツユクサ083おひたしにしてみる。
クセがなく、ネギみたいにシャキシャキした食感。
おいしい。
これならば、食料難で無くとも食べたいです。

スベリヒユ081こちらはスベリヒユ。
修学院のあたりに行ったときに、通りがかった畑の脇に生えていました。
畑の嫌われている雑草らしくて、いくら採っても怒られないです。
それどころか、採ったら感謝される野草です。
鴨川でも生えているのを確認してます。

スベリヒユ082生でかじってみましたが、十分においしいです。
サラダに混ぜても美味しいと思います。

スベリヒユ083おひたしにしてみる。
ぬめりがあって、シャキシャキしておいしい。

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スベリヒユ084同じヌルヌルの納豆と和えてみました。
おいしーい!
畑で嫌われているらしいですが、畑で栽培したいくらいの野草です。

シロザ081鴨川にてシロザ発見。
と言っても、鴨川を歩き回って、やっとのことで1株見つけただけです。
本には、どこにでも生えていると書いてありますが、家の近所ではほとんど見かけません。
やっとの事で発見した貴重なシロザ。
大切にいただきます。

シロザ082おひたしにしてみる。
味は、ほうれん草そっくりで、歯ごたえしっかりです。
おいしい。
どんな料理にでも合いそう。

さて、夏の七草、残すはあと1種類。
ヒユ
が見つからない。
これまた、野草の本には、「日本全国に生えている」
とか、「各地に分布」
などと書かれています。
各地ってどこやねん!!
と見つからない日々を送っておりました。
私は今まで、鴨川散策と言えば、丸太町より北向きに行くばかりでした。
南は、せいぜい二条辺りまでで、それより南は、街中になるために、ガヤガヤしていて自然が少なくなってくるので、あまり関心がなかったのです。
ところが今日は、気分を変えて三条ぐらいまで行ってみました。

ヒユ081お!?
やっと見つけたー!!
幻の雑草、ヒユ(アオビユ)だと思います。
なんだ、近くにあるじゃないか!

ヒユ082アマランサスという穀物の親戚で、先端の粒々も、プチプチとした穀物感覚で食べられるとの事。

ヒユ083おひたしにしてみる。
クセがあまり無く、プチプチも柔らかく食べやすいですが、わざわざ探しあててまでして、食べるほどのものではないです。
以上、夏の七草いかがだったでしょう?
まり美味しくないものや、意外と美味しいものまでいろいろでしたが、今この飽食の時代に、あえて食料難のときに食べてきた食材に着目することによって、多くのことを学んだような気がします。
と、真面目に締めくくってみました。

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